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日ごろのこと。

去年に引き続き、今年もGWの中で1日、家族で車で出かけたい、と母が言うので、兄ともスケジュールを合わせて、今日行くことになりました。



今年は、埼玉方面のどこかに行く、と昨日は言っていたのに、行った先は府中方面。
それも、はじめは神代植物公園の脇にある水生植物園に行きたいと母は言っていたけど、出かける前に調べたら、今日は神代植物公園は年に二回の入場無料日らしくて、絶対混むから中に入るのはやめて脇をゆっくり通り過ぎるだけにして、第二希望にしていた府中の森公園に行くことにした、という成り行き。
去年と同様、コンビニでお茶やおにぎりを買って、とりあえず深大寺付近まで来てみたら、そこここにあるお蕎麦やさんに列が出来てました。
どうも、今やってる朝ドラの舞台がこのへんらしいです。私は見てないから良く知らないけど。
そんな様子も横目で見ながら、そのまま通り過ぎて府中へ。
そして公園の広場でビニールシート敷いてコンビニおにぎり。勝手に食って勝手にそのへん歩いて写真とって。まあいつもそんな感じだ、うちは。

そしてまた去年と同様、すぐ目の前の美術館にも入ってみた。歌川国芳展やってました。
私は浮世絵はそれなりに好きだけど、専門知識は皆無で、歌川といったら広重しか知らない程度なもんで、はじめ国芳って誰だ、現代の人か、なんて兄と一緒に言ってたんだけど、入ってみたら見たことのある絵がたくさんありました。江戸の人でした。
国芳さんは、例の広重さんほど超有名というわけではないせいか、作品があまり遠くへ散らばってないようで、貴重な一点ものも幾つも展示してあって、今回の展示にはかなりの作品数が集まっていたようでした。
作風は、色も筆遣いも大胆で力強くて、割と商業的な方面で活躍していた人のようで、なんだか広重さんを初めとした超有名な浮世絵師の絵よりも親しみが感じられるような気がして、結構私は好きかも。猫とか妖怪とかも出てくるし。
東海道五十三次を猫の駄洒落で皮肉った「猫飼好五十三疋」やっぱり人気があるらしくて、売店でも単品で販売してました。値段が安かったら欲しいと思ったけど高いし、画集にも入ってないなと思ってたら、手ぬぐいになってました。手ぬぐい買おうか迷ってやっぱりやめたら、父が買ってくれました。ありがとさん。
常設展もさらっと見て、疲れたから併設の牛島憲之記念館は見なくてもいいかと思ったら、額縁の職人だった父が、この牛島憲之の絵によく使われてる額縁が特殊なんだとか解説をはじめたので、やっぱり見ることにしました。でもそんな話聞いたら、額ばっかり見て絵の印象があまり残らなかったよ、ごめんなさい。機会があったら絵も真面目に見ます。

早々に帰路についたので、渋滞にもほとんど嵌らずに帰れました。でも、もう3時すぎてるのに、これから駐車場へ入る車が長い列を作っていて、行楽地も夕方、夜まで忙しそうでした。

意外にも濃い時間をすごせた一日でした。
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